工芸 · No. 165

No. 165仏壇・仏具
長岡仏壇
Nagaoka Butsudan (Nagaoka Buddhist Altar)
nagaoka butsudan · 新潟県
長岡仏壇は新潟県長岡市を中心に生産される伝統的な仏壇で、精緻な彫刻・蒔絵・金箔押しを組み合わせた重厚かつ華麗な造りを特徴とする。
- 産地
- 新潟県
- 分類
- 仏壇・仏具
- 素材
- 木 · 漆 · 金
- 指定
- 国指定伝統工芸品
其の一歴史
長岡仏壇の起源は江戸時代にさかのぼる。北陸・越後地方は浄土真宗の信仰が深く根付いており、各家庭に立派な仏壇を安置する風習が広まっていた。こうした宗教的需要を背景に、長岡の地では仏壇製作の職人技術が集積・発展していった。木工・漆塗・彫刻・金箔押しなど多岐にわたる分業体制が整い、地域産業として確立された…
其の二素材
其の三技法
長岡仏壇の製作は、木工・彫刻・漆塗・金箔押し・錺金具(かざりかなぐ)など複数の専門工程に分かれており、それぞれの職人が高度な技術を受け持つ分業体制が特徴である。木地師が本体の骨格を組み上げた後、彫刻師が花鳥や唐草などの伝統文様を精緻に彫り込む。漆師は下地処理から研ぎ出し・上塗りを繰り返し、深みのある…
其の四風土
新潟県は日本有数の豪雪地帯であり、冬季の長く厳しい閉じこもり生活が室内の信仰空間——仏壇——を大切にする文化を育んだ。また湿潤な気候は良質な漆の扱いに適した環境を提供し、漆工技術の発展を支えた。





